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【グローバル経済の歪】海運ビジネスの真実〜知られざる価格競争の代償〜

公式
(1時間13分)

ニコニコニュース提供:株式会社 ドワンゴ
※放送時間は20時開演に変更となりました。ご了承ください。

いまや海運業なしに世界経済は成り立たない!
莫大な収益を上げながらも、
異常なまでに謎に包まれた海運業の実態に迫ります。


富の集中、貧富の格差、環境汚染…
新シリーズ「グローバル経済の歪(ひずみ)」では、
グローバル資本主義のしわ寄せともいえる現象を描いた、
世界のドキュメンタリーをだいたい月1でお送りしていきます。


第二弾は、「貨物船と海運ビジネス」
私たちが手にする商品の90%が輸入品といわれ、
いまや海運業なしに経済は成り立ちません。

年間、運行する船は6万隻、輸送されるコンテナは5億基。
海運業は貿易産業を掌握し、
年間売上高5000億ドルをも超える一大産業でありながら、
ITや金融業界のように経営者たちの名前が目立つこともなく、
異常なまでに謎に包まれた産業です。

彼らは外国の国旗を掲げる”便宜置籍船”というシステムで、
税金や最低労働賃金など、自国の規制から逃れることができます。
船の国旗を提供する国には、租税回避国のパナマやマーシャル諸島、
海に面してさえいないモンゴルやボリビアも含まれます。

番組では、いかに海運業者が法の網をかいくぐり、
低コストで莫大な収益を上げているか、
そして、その一方で何が犠牲になっているのかを詳らかにします。

安価に雇われた船乗りが年間2000人も死亡し、
破損したり難破した貨物船で毎年15万トンの石油が流出。
1日に200トンの燃料を消費する貨物船には、
1隻で車5000万台分の硫黄を排出するものもあります。

海中騒音ではクジラ類が聴覚障害を起こし、
港近くの住人は深刻な大気汚染による健康被害に苦しんでいます。

見えないために気付きもしなかった、
知られざる海運業の実態に迫ります。

【作品情報】
ドイツほか / 2016年 / カラー / 字幕版 / 52分
原題:FREIGHTENED – The Real Price of Shipping

【予告編】


【グローバル経済の歪】シリーズ
▼第一弾『租税回避:英国が操る巨大ネットワーク』


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