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【2015/11/24収録】大森望×小川哲「ディストピアの最新系——『ユートロニカのこちら側』ハヤカワSFコンテスト大賞受賞記念イベント」【大森望のSF喫茶 #19】 @nzm

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(2時間26分)

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11月のSF喫茶は、今年のハヤカワSFコンテストを、
『ユートロニカのこちら側』(11月19日発売)で受賞した、小川哲さんをお招きします。
『ユートロニカのこちら側』は近未来の北米を舞台に、
個人情報と引き換えに満ち足りた生活が約束される理想都市<アガスティア・リゾート>において、
それでも人間的に生きようと自由を求める人々を描くディストピア小説。
『S-Fマガジン』最新号(12月号)に、一部が先行掲載されています。

なぜいまディストピア小説が求められているのか、
北米を舞台に選んだ理由はなんなのか。
東大大学院でチューリングを研究しているという小川さんの、
創作の裏側と展望に迫ります。

【『ユートロニカのこちら側』あらすじ】
アガスティアリゾート——マイン社が運営するサンフランシスコ沖合の特別提携地区。そこでは住民が自らの個人情報——視覚や聴覚、位置情報などのすべて——への無制限アクセスを許可する代わりに、基礎保険によって生活全般が高水準で保証されている。しかし、大多数の個人情報が自発的に共有された理想の街での幸福な暮らしには、光と影があった。リゾート内で幻覚に悩む若い夫婦、潜在的犯罪性向により強制退去させられる男、都市へのテロルを試みる日本人留学生——SF新世代の俊英が、圧倒的リアルさで抉り出した6つの物語。そして高度情報管理社会に現れる“永遠の静寂”とは。第3回ハヤカワSFコンテスト大賞受賞作。

ご購入は以下のリンクから
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2015年11月20日発売
ハヤカワSFシリーズ Jコレクション
本体 ¥1600+税


ディストピアの最新系 – ゲンロンカフェ
http://genron-cafe.jp/event/20151124/
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