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グローバル資本主義を読む【言論アリーナ】池田信夫・9/24

CH
(1時間)

言論アリーナ提供:株式会社アゴラ研究所
アゴラ運営のインターネット放送「言論アリーナ」。9月24日(火曜日)の放送は午後8時から1時間にわたって、「グローバル資本主義を読む—マルクスからネグリ、ハートまで」を放送します。池田信夫アゴラ研究所所長が、研究所が9月末まで一般向けに毎集約1回、4カ月行った同名の講義をダイジェストにまとめて、皆さまに提供します。聞き手はジャーナリストの石井孝明氏。グローバル化、世界の一体化が進みます。主権国家のマクロ政策で管理されていた資本が本当に国境を超えて自由に動く状況が発生しています。2008年のリーマンショック、現在進行するユーロ危機、アベノミクスの背景になった日本の長期デフレ、中国の台頭は、その発生が、相互に密接に連動しています。1848年にマルクスとエンゲルスが『共産党宣言』で「ブルジョア階級は、世界市場の開拓を通して、あらゆる国々の生産と消費を、国籍を超えたものとした。それはすべての生産関係を絶えず革命することなくしては存続しえない」と予言しました。その資本主義の暴力性が、いよいよ姿を現してきたのかもしれません。これに対する「反グローバリズム」には未来がないとしても、資本主義の暴力をコントロールする方法はあるのでしょうか。7月からのアゴラ読書塾では毎週一回、池田所長を講師として、マルクス、エンゲルスの『共産党宣言』という世界経済論の古典から、海外の論壇で波紋を広げたアントニオ=ネグリらの『帝国』(以文社)、ケネス=ポメランツらの『グローバル経済の誕生』(筑摩書房)など、古典からポストモダンまでの資本主義論を読み、その内容を解説するとともに、そのもたらす可能性とリスクを、受講生のみなさんとの討論を通して多面的に考えました。受講生の皆さまには好評で、次回「グローバル資本主義を読む」パート2http://agora-web.jp/archives/1558297.htmlの受講生を、現在募集中です。(残席わずか)
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