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    読書とイラストが好きな元マイコンオタク(40代)です。 情報サービス会社に勤務しています。 イギリスの伝統ある通信社ロイターが、カナダの情報会社トムソンに買収されたときは、驚きました。 あれは、金融危機が広がっていた2008年のことでした。 ロイターといえば、ジャーナリズムの世界では老舗中の老舗であり、各国の報道機関にニュース記事や写真を提供しています。 その名門企業が、カナダの金融情報会社に呑み込まれてしまう、という事態は衝撃でした。 そして、その10年後の2018年、トムソン(トムソン・ロイター)が、ロイターの主力事業である金融サービス部門をアメリカの投資会社ブラックストーンに売却してしまいました。 このニュースにも驚かされました。 どうやら2008年の買収は失敗だったようです。 ロイターは一般的には報道機関として知られていますが、主力事業は金融サービスです。 銀行などが外国為替の売買に使うソフトや取引システムを提供しており、世界の金融機関に普及しています。 この金融サービス事業のほうが、報道事業よりも圧倒的に売り上げが大きいです。 今回トムソンが手放したのは、報道部門ではなく、金融情報サービス部門です。 「買収してみたものの、金融事業は思ったほど成長しなかった」というのが実態だったようです。 その一方で、報道部門は売らずに残しました。 規模が小さく、利益も赤字だから買い取ってもらえなかったのかも知れません。 「ロイター通信」というジャーナリズムにとって価値のあるブランドは守りたかったのかも知れません。 金融情報サービス事業を買い取った米ブラックストーンという会社は、企業の売買で儲ける投資会社です。 ロイターを立て直した後、また別の企業に売却することになるでしょう。 私としては、金融サービスの行方よりも、 報道機関としてのロイター通信がこれかも存続できるのかが気になります。 ちなみに、ロイター通信は2018年、ピューリッツァー賞の特集写真部門を受賞。 通信社として健在であることを印象付けました。

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