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大阪・関西エリアを中心に創作活動を行っている横山文徳デザイン事務所です。 みなさんは、色について考えてみたことはありますか？ ふだんの生活の中で、私たちはさまざまな色に取り囲まれていますが、 それがとういう意味をもつかということまでは、あまり考えないのではないでしょうか。 しかし、色は、生活のさまざまな場面で私たちに働きかけてきますし、刺激も与えてくれます。 あるときは、色に癒されることもあれば、喜びを与えてもくれます。 当事務所では、色の持つ特性や効果をめいっぱい引き出すデザインや創作に 取り組んでいます。
哲学は科学から遅れてやってくる。 しかし、哲学は、科学の導きの糸である。 というのも、科学的認識は、仮説という一個の哲学にもとついて生産されるからである。 マルクスの「唯物史観」は『資本論』という科学に先行する、一個の仮説、まだ科学的に証明されていない命題(ドグマ)である。 まさに、哲学はドグマなのである。 では、哲学はどういうドグマなのか。 「正しい」には二種類ある。 科学が追求する「真理」と、哲学が追求する「正」である。 「正」とは、法・正義・権利・道徳的正しさである。 制度であり、イデオロギーである。 レヴィーストロースがいったように、「真理」と「正」は底で結びついているが、その向かう方向は異なる。 階級闘争は、科学(真理)によって支えられる必要がある。 しかし、科学(真理)によっては決着がつかない。 決着づけるものは、大衆の意向である。 多数の意見である。 大衆の無意識、すなわちイデオロギーである。 大衆を動かす「意識」を獲得しなければ、社会変革などありえないのだ。
